4月12日

珍しく、親父殿から電話。この親父殿、自分から電話するときは「今からお前の家行くから!」の時ぐらいなので、また襲撃か!と思ったら、違いました。*1
『じいちゃんが倒れてな』
……え?
『意識もないんだ。もどらない』
……ええ!?

*1:なお、おいらから書けるときには「東京に行くので泊まらせてー」ぐらい。ええい、なんという親子か

4月15日

仕事中、また、親父殿から電話。
いや、今度の用件は、わかっています。
『じいちゃんが、いま息を引き取った』
会社早退させてもらって、長野県に向かいました。
でも、どんなに急いでもその日の家にじいちゃんの家には行けない……?
親父殿の実家に──つまり、もう一人のじいちゃんの家で、泊めてもらうことに。
こっちは生きていますよ。
『亡くなったのか……ああ……ワシはまだ生きとったんじゃなぁ……』
……じいちゃん、まさかそのギャグ言うために長生きしてるんじゃないよね?

4月16日

じいちゃんの家に到着。何はともあれ、すでに家に帰ってきているじいちゃんの顔をみる。
入れ歯外してるから、なんかホントのじいさまみたいじゃん。
10年、顔合わせなかったんだねぇ……
おかんから、最後の言葉を聞く。
病院に担ぎ込まれたじいちゃん、意識がほとんどなくなっていたらしいけど、ウチのおかんが声かけたら、意識戻ったらしい。
『おお、来たのか……米持っていけ』
そのあと、もぞもぞと口を動かして、そのまま、意識は戻らなかったそうです。
最後の最後まで、ウチのじいちゃんはお百姓さんでした。
その言葉を伝え聞いたとき、涙がこぼれそうになった。

4月17日

告別式。
続々と訪れる、弔問客。
お線香を上げる人が絶えず、なかなか式が進められない状態に。
おいらにとってはただのお百姓だったじいちゃんですが、地元では一角の人物だったのです。
ホント、皆さん、ありがとうございました。

6月7日

新しい住み処のお風呂は追い炊きが出来るのですが、使ったらいきなり大量の水垢が出てきて、止まりません。
毎日洗っていたのですが、我慢の限界。
管理会社にクレーム入れて、業務用の洗浄剤で洗ってもらいました。
その結果……
……うわーん、まだだめやんかー!

7月14日

去年ボイスドラマ版親子丼を出していただいた斎藤さんからのお誘いで、つたないながらもボイスドラマの脚本を書き下ろす。
書き下ろさせていただくっつーか、
こき下ろされそうなものが出来てしまう。
でもまあ、面白いと言っていただけたので、格好はついたかな。

8月11日(金) 東"モ"56a「戦史刊行会 蒼穹」
ひみつの暗号ですよ?(笑)