入院してまで検査してた病気。
その病名は『悪性リンパ腫』でした。血液のガン、という言い方を、主治医の先生にはされましたね。
いやー。
流石に頭の中真っ白になりましたね。
ただ、初めの方の検査の時点で、すでに可能性は指摘されていたので、生検(首のあたりにある、肥大しちゃったリンパ節の一部を切り取って、顕微鏡などで検査する。日帰りの手術みたいでしたね)によって病名が確定した時には、割と落ち着いて病名を聞くことができました。
同居している両親にも、これを話さないわけにはいかないので、可能性が指摘された段階であらかじめ話しておきましたし、治療方針の説明の時には同席してもらって状況を正確に把握してもらう事にしました。
#この辺は、同居してる家族によっては、言わないほうがいいのかもしれない。
で。現代の医学だと、これは治せないというわけではない、とのことで。
治療のできる大きな病院に入院し、抗がん剤による治療を行う事になりました。
3週間に一度、合計5種類の抗がん剤を点滴して、それを6回繰り返すことで寛解・治癒を目指す、と。ただ、その間することがないので、抗がん剤投与した直後に異常が出ないようなら、あとは通院で治療する。まあ家にいても何もできないわけですが。
最初の抗がん剤投与から2週間。いま、髪の毛が抜けていっています。生え際から抜け始めたので、禿げるとしたらこういうプロセスで禿げるんだなあ、という感じの抜け方です。母型の祖父のハゲない遺伝子を信じていたのに!抗がん剤の副作用は、遺伝子を超越するようです。
#ここだけの話ですが、髪の毛より先に、鼻毛と陰毛が抜け始めました。おまえら根性ないな!
病気の治療の経過とか、そもそもなんで病気に気づいたのかとかは、また、改めてお話しできればと思います。