8月11日は、今年から『山の日』の祝日です。しかし、おいらには山に登る根性はありません。車山ならなんとか……(山頂までリフトが完備)
でまあ、お盆前の木曜日ということもあって微妙な休みですが、下諏訪宿に行ってきました。
今回の基点は中央本線下諏訪駅です。観光シーズンなので駐車場空いてないんじゃないか……と思って岡谷駅の駐車場に車止めて一駅だけ電車で移動したのですが、結論から言えば、下諏訪駅すぐ近くの駐車場、空いてました。
駅前から、とりあえず国道20号へ向かいます。ここの道は時間によっては音楽がかかっていました。ジャズ流れてたなー。
国道20号に出たら右に曲がっててくてく歩き続けると、諏訪大社下社秋宮に行き着きます。
#左に曲がれば春宮の方へ行けます。
秋宮って、パッと見た目、鳥居が見えないんですよね。
少し中に入ると、立派な鳥居があります。道の真ん中は神さまの通り道ですので、人間は端っこ歩きましょう。
神楽殿。狛犬も大きいし、注連縄も大きいです。
この間リフォームしたばかりの一の御柱。御柱はお宮ごとに四本立てられます。秋宮だと一と二は直接触れるのですが、三と四は立ち入り禁止の森の中に立てられています。
弊拝殿。K-S2のバリアングル液晶はローアングルが楽です。個人的にはチルトだけでいいのですが、縦位置での撮影も考えるとバリアングルも悪くはありません。
お参りを済ませたら、下諏訪宿本陣の方へ向かいます。
下諏訪宿は中山道の宿場町ですが、甲州街道の終点でもあります。
本陣(今は個人宅と旅館になっています)を眺めたりしてから、今度は甲州街道側に歩きます。こっちに儀象堂という、セイコーがやっている時計の博物館があるのです。
水運儀象台という、北宋時代の機械式時計が復元されているのです。天文観測機能も備えているので、でかい……! なお、動力は水車です。
お腹が空いたので門前ひろば食祭館まで戻って、馬肉食べてきました。もつ煮、馬刺し、桜カツという、馬肉のジェットストリームアタックです。
お腹ふくれたので、今度は日本電産サンキョーオルゴール記念館すわのねへ。初期のスイス製やドイツ製、蓄音機に駆逐されるかどうかという時期のアメリカ製など、なかなか目にしない大型オルゴールの実演奏を聴くことも出来ます。写真は、アメリカ製のオットーアコーディオン。電動ふいごで空気を送り込んで紙に穴を開けた楽譜を通じてアコーディオンや大小のドラム、鉄琴などを動作させる、自動演奏機です。
本陣のあたりへ戻って、遊泉ハウス児湯という温泉へ。子宝の湯、美肌の湯とか言ってた気がするけど、あんまり関係ないなー(笑)
お風呂でさっぱりしたので、駅へ戻ります。途中にあるのが、青塚古墳。前方後円墳だというのですが、すっかり自然に還ってしまっているし、周りはもはや普通の住宅地です。
石碑をよーく見ると、セミの抜け殻がありました。確かにセミうるさかった(笑)
途中の商店街でツバメの巣を見つけました。こいつら、親じゃないです。ひなもすっかり大きくなっている時期なのですね。
下諏訪駅で電車を乗り損ねて一時間待っている間に、185系『はまかいじ』が横浜へ向かっていきました。まだまだがんばるなあ、185系。
そんなこんなで、一日歩きました。1万1千歩以上歩いてる。約8キロ。珍しくがんばった。写真の出来は微妙だった(笑)
いいんです。楽しかったし。