CE1200Jについて

ようやく環境を取り戻しました、CE1200J。『持ち運び出来るフルスペックもの書きマシン』を目指しているので、その観点からちょっと総括してみる。そんな企画です。
大きさはほぼ許容範囲。公式スペックは970gほどですが、実際にはもう少し重いっぽい。他の同クラスの機種、ぶっちゃけて言えばEeePCに比べれば凸凹は多いし、あまり洗練されたデザインとは言えないけど、素手でつかんで持ち運ぶときには、この凸凹がいいかも。特にバッテリー周り。『ここを握って下さいっ!』と言わんばかりのRがついていて、持ちやすいです。もちろん開いたときにはディスプレイとの隙間に指をツッこんでグリップ出来ます。
ディスプレイは、微妙。カーナビ向けの流用とおぼしき7インチのタッチパネル(800*480)。視野角がわりと広いのは良いのだけど、WindowsXPを使うのには、縦が狭すぎます。最低でも600pixelないと、キツい(笑) 表示モードの切り替えで仮想で1000*600表示が出来るので、文字がつぶれるけど我慢する、という選択肢もある。あまりお薦めはしませんが(笑)
そのディスプレイの横に張り付いているWebカメラは、今のところ使い道が思いつきません。なぜなら、マイクは内蔵していないので(笑) もしMessengerなどに使うにしても、画面の真横についているので、カメラ目線にすると画面が見られず、画面を見るとカメラからは視線が外れる。正直、この位置のマウントは大失敗だと思います。
キーボードは、英語キーボードの一部のキーの割り当てを変更しただけのものっぽいです。日本語の文章を小説レベルで入力する事を考えると、Enterキーの小ささと右Shiftがないことが問題になるでしょうか。一方、変換キーと無変換キーがファンクションキーに割り当てられているのは、スペースキーを小さくしないですんだという意味で成功だと思われます。使う人にとってはストレスだと思いますが、椎出はWindowsでは全く使ったことがないので(笑)
百円玉ぐらいの面積もないスライドパッドは、個人的には悪くないと思います。800*480のモードなら初期設定のままで全く問題なく使えます。しかし、1000*600のときは、実にストレスがたまります。かといってタッチパネルでは机の上ではかえって使いにくいので、マウスなりトラックボールなりを用意した方が良いんじゃないかと思います。つーかマウスは買いました(笑)
処理速度は、メモリを増設してから評価した方がイイのかなあ?(笑) 512MBだと、アプリのインストールなどでもストレスが感じられます。使うソフトを起動してしまえば、割とストレスを感じることはないです。速度のことを気にするならSSDを搭載した機種を選べばいいのですが、それだと常に容量のことを意識してセッティングをしないといけません。30GBとはいえHDDを積んでいることで、普通のノートと同じ気持ちでセッティング出来るのは(動作速度やバッテリー寿命を犠牲にしているとしても)気が楽だと思います。
駄目な子ほど可愛い、というのはありますが(笑) さしあたっては悪くない、そんなパソコンです。