同人誌版親子丼書き下ろし分『銭湯』

3年ちょっと前に出させていただいた同人誌版『親子丼』は、意外にも好評で、専門学校のテキストとして使っていただいたり、同人CDドラマの脚本として使っていただいたり、知らないところでプロの編集さんの目に触れたりと、望外の幸運を得ることが出来ました。
読んでいただいた方々には深く感謝致します。
その一方で、予想を上回る好評故に希望された方全てにお配りすることが出来ませんでした。備前氏はかなり強気の印刷数を提案してくれていたのですが、ヘタレの椎出が怖じ気づいたために部数を抑えてしまい、このような事態になってしまいました。
再版をして欲しい、というお問い合わせまでいただいていたのですが、諸般の事情により、同人誌版『親子丼』は増刷をしないことを決定致しました。
深くお詫び致します。
以下の文章は、同人誌版『親子丼』に収録した書き下ろし分です。コレに作家鷹見一幸氏の寄せて下さった解説と、リエ氏の手によるイラスト、ゲームデザイナー銅大氏と西上柾氏、電脳工房・匠代表の古谷俊一氏の三氏による紹介文のついた帯、備前伸光氏のプロデュースによって、同人誌版『親子丼』は形作られています。
その全てを希望される方全てにふたたびお見せすることが出来ないのは残念ではありますが、書き下ろし分だけでもご覧いただくことでお許しいただければと思います。