『シロクロ! ──リャンゼン自治州いらん子艦隊──』

siidekei2007-02-02

銅さんがデザインしたTRPGスターレジェンド』。

スターレジェンド (ログインテーブルトークRPGシリーズ)

スターレジェンド (ログインテーブルトークRPGシリーズ)


どうやら彼の御仁にはその世界を舞台とした、宇宙戦艦の話の構想があるそうで


椎出はそれを聞いて、半年かけて4隻の戦艦をデザインした。
時間かけ過ぎである。


乗組員とかの設定までしたら、もはや『ちょっとお宅の作品に出演させてくださいな』と言えるような規模ではなくなった。
設定を進呈しようとしたら、差し上げられないほどにまでふくれあがってしまった、もてあまし気味の設定たち。


まさに、『いらん子艦隊』である。




イージス戦艦『ホワイトクローバー』
・ 形式名DDA-15X1W
o 『イージス戦艦』というのは通称で、実際には駆逐艦クラス
o 防御のためのフネであり、護衛艦というべきかも知れない
o Destroyer with AEGIS 15th Generation Test-type(X)
No1 "WhiteClover"(『アイギス』搭載型護衛艦試作第十五世代一番
艦『ホワイトクローバー』
o 帝国の『中央部に存在する属領』である『リャンゼン自治州』軍所

_ リャンゼンの領域は地球型惑星に属する衛星『リャンゼン』
一つ。かつては惑星(陸地がほとんどなく、海ばかり)が資
源供給基地として利用できたために栄えたが、いまは資源が
枯渇し、ローカル航路の分岐点としてリャンゼンのみに住民
が存在する
_ リャンゼンは条約により帝国に軍事力を提供する義務があり、
本艦はそのための旗艦として設計された。
_ だが、リャンゼンに他に戦闘艦はない。
・ 『旗艦に対する攻撃を単艦で防衛』『先制防御』というコンセプトの元に開
発された戦闘艦。
o 実際には、帝国に対して王族を兵として(どう見ても人質)出さな
ければならなかったリャンゼンが、せめて生存能力の高いフネをい
う構想のもと、設計している。
・ フネの構造としては双胴型で、その間に主砲、艦橋、コンテナミサイルを
配置している
・ 搭載している『イージスシステム』により、128目標に対して同時に対
応可能。
・ フネの管制を行う頭脳体は、双子の少女の形をとっている。
o まったく同じ容姿
o 多数の情報を高速で処理する必要があるため、それまでに例の少な
い対称型マルチプロセッサシステムを採用
o その結果、頭脳体は双子という姿をとる。
o 二人はいつも手をつないでいる。
o シロは白いキャミソール、クロは黒いキャミソールを着ている。
・ 『アイギス』と呼ばれる誘導型防御構造物を装備している
o 通常時は装甲の一部としてフネの外壁にくっついている。
o 戦闘時には合計4つの『シールド』として展開。
o 敵攻撃に対して必要な位置に誘導移動して、攻撃目標を防御できる。
o 敵艦隊の主砲攻撃も防御可能。
o 空間を限定的に歪めることで、攻撃をそらす。
_ そらすことが出来るのは約10度。そのため、ある程度距離
をとって展開しないと、意味がない。
_ 仕組みとしては、重力レンズ
o 自艦に近接した状態では展開できない
_ 重力レンズにより、艦体が崩壊するから
・ 主砲は五十七式プラズマ射出単装砲1門
o 連射能力・射程に優れているが、威力の点では戦艦としては最低ク
ラス。
o 最大射程は三万八千。
・ 副砲は射程の短いものを数多め
o イージスシステムの一つとして、実体弾の飽和攻撃に対応するため
o 重力屈曲制御式ビーム砲8門
_ コストが高く採用されることの少ない砲だが、コンパクトで
複数目標に対する速射性に優れるため、多めに搭載された
o CIWSレーザー砲『R2-D2』18門
o コンテナ射出型のミサイルポッド24基(有線制御)
_ 0083のデンドロビウムみたいに、ごとんっとミサイルが詰ま
ったコンテナが飛び出し、必要な位置でミサイルを全方位に
発射できる。
・ レーダー
o 艦橋構造物表面に立体位相配列レーダー(キュービックフェーズド
アレイレーダー)を装備している。他の艦艇に装備されているレー
ダーよりも強力であり、『先制防御』という特殊な戦術を可能として
いる。
・ 艦名は白詰草の英語名より。
o 両舷装甲部には四つ葉のクローバーのイラストと艦名が書き込まれ
ている
_ 『DDA-15X1W ほわいとくろーばー』
o 艦内装備品にもクローバーのイラストがいちいち描き込まれている。
o 実は艦長室のテーブルのイラストだけ、カタバミ

・ 艦長
o ゲンゲ・蘭・リャンゼン
_ 17歳。女性。
_ リャンゼン自治州君主であるリャンゼン候の第二十三王女で
ある。
_ お印は四つ葉の白詰草
_ カールさせたふわふわの髪
_ ふんわりとした大きめのおっぱい。
_ ゲンゲがファーストネーム
_ ゲンゲと呼ぶと怒る。蘭と呼ばなければならない。
_ 世間知らずでわがまま。ときどきシロクロと本気でケンカす
る。
_ 軍における階級は大佐
_ シノニムのイタズラ(カタバミ)に気がついていない
_ 名前はマメ科ゲンゲ属のゲンゲより。
_ 「パンを食べずにお菓子を食べればいいのじゃ!」
_ 「わらわはリャンゼン侯爵第二十三王女、蘭・リャンゼン! 
この名にかけて、貴様らを成敗する!」
_ このあと「ファーストネームはゲンゲだろ」とみんな
につっこまれる
・ 操舵長
o トリフォ・ミツバ
_ 日系人、29歳。女性
_ それまでは民間ジャンク輸送艦の操舵手をやっていた。その
ため、操艦はやや荒っぽい。
_ ジャンクフードで育ってきた。
_ なぜかいつも左目を閉じている。
_ 言葉遣いはやや粗雑。
_ 名前はシロツメクサの属名トリフォリウムより
_ 「あんまり育ちが良くなくってね」
_ 「アンタ等ガキか!? ……って、ガキだったな」
_ 「王族がどう在らなきゃならないかは知らないけど、ヒトと
してどうあるべきかは知ってますよ、アタシは」
・ 砲術長兼情報管制長
o 『ホワイトクローバー』の武装は基本的にイージスシステムのため
にあるので、電子情報管制と砲術管制はごっちゃまぜになる。
o シノニム・オキザリス
_ 18歳、女性
_ 普段は無口である
_ イタズラ好き。艦長室のテーブルのイラスト(これだけカタ
バミ)は、シノニムの手によるもの。
_ イタズラに成功するとこっそり「うしししっ」と笑う
_ アルビノ
_ コンソールの操作は早くて的確。幻想即興曲を奏でるピアニ
ストのよう、と蘭に評されたことがある。
_ 「砲撃戦用意、よし」
_ 「うしししっ」
・ 頭脳体
o シロとクロ
_ 見た目はまったく同じ、7歳の少女
_ 機械知性(ブレインチップ)という種族
_ 二人揃って初めて『イージス戦艦ホワイトクローバー』を構
成する
_ シロは白のキャミソール、クロは黒のキャミソールを着用
_ 就役直後は服を着ることを嫌がったが、トリフォの説
得により、彼女が買ってきたキャミソールを着るよう
になる
_ その説得内容の不備により、は い て な い。
_ いつもお互いの手を繋いでいる
_ 首からIDカードをぶら下げている
_ 『頭脳体:しろ』『頭脳体:くろ』と書かれている。
_ 「じゅんびおっけーなの」「じゅんびおっけーなの」
_ 「蘭ちゃんはもうちょっとおやつ減らさないとおデブになる
の」「蘭ちゃんはもうちょっとおやつ減らさないとおデブにな
るの」
_ 「シロは蘭ちゃんを護る盾だから」「クロは蘭ちゃんを護る盾
だから」
・ コック
o 『ホワイトクローバー』には艦長専属コックが定員として設定され
ている
_ 詰草ベニバ(つめくさ べにば)
_ 16歳、女性
・ コック募集の際に年齢を23歳と詐称していた。
_ 各種包丁を、引きずるぐらいに裾が長い外套の内側に
大量に隠し持っている
・ その下は、白いセーラー服である
・ お胸は『まな板』である
_ 代々続く和食料理人の家系であり、得意料理は刺身。
_ 蘭に出すおやつ作りにいつも苦労している。
_ SPとしての方が有能なんじゃないかと思わせるぐら
いに運動神経と勘がよい。
_ 艦隊戦では当然ながらなんの役にも立たない
_ 「蘭ちゃんは好き嫌いが多いのよ!」
_ 「峰打ちよ。あんたなんて魚の鱗のようなものよ」
_ 「わたしだって蘭ちゃんを護る! ホワイトクローバ
ーの乗組員だもの!」
・ 「主に肥満から!」



スペースデブリ回収巡視艦『ディオネア・エレクタ』
・ リャンゼン自治州政府宙間保安庁所属の、領域巡視艦
o 衛星リャンゼン軌道上のスペースデブリの監視及び排除を主任務と
して建造されたフネだが、老朽化が進んでいる。
・ 型式番号PLV-71(Patrol Vessel Large with VTOL)
o 名称の通り、重力圏内でも行動可能なVTOL機を搭載している。
o 艦名はハエトリグサの学名Dionaea muscipulaより。エレクタとは
園芸種の一つで、捕虫葉が高く立ち上がったものを指す。
_ リャンゼンは所有艦に対して伝統的に太陽系原産植物の名前
を付けることが多い。
・ いわゆる戦闘艦ではないが、軍艦構造を持っている
o デブリ破壊のために高出力連装ビーム砲を2門搭載している
_ 『拡散モード』を持っており、小さな標的であれば『破壊』
ではなく『粉砕』することが出来る
o 『デブリフェンス』という特殊装備を搭載している
_ スペースデブリを包み込む電磁ネットであり、デブリを回収
したあとは惑星への大気圏突入処分をおこなう
_ 強度と機動性は非常に高く、戦闘宙域においては機動兵器の
捕獲にも使用できる
o 同クラスの戦闘艦と比べて遥かにおおきな貨物積載能力を持ち、ホ
ワイトクローバー随行の輸送艦として、前線に派遣されることにな
った。
・ 艦長
o エッヂ・デンタータ
_ 31歳、男性
_ 身長187センチ、赤銅のように日焼けした肌、みじかい銀

_ どこから見ても『海の漢』
_ 見た目通りの剛毅な男であり、自分の任務にも誇りを持って
いる。
_ 三等宙間保安監(中型艦艦長クラス。中佐処遇)
_ 趣味は読書
_ だが公言すると自分のイメージが崩れると思って、内
緒にしている
_ ディオネア文庫に艦長権限で出入りしては、ディオネ
アに怒られているが、懲りる気配はない。
_ ディオネアも、頭脳体権限でエッヂを出入り禁止には
していない。
_ 「巡視艦だと思ってなめるなよ!」
・ 操舵手
o モラネンシス・コダタ
_ 22歳、男性
_ 階級は一等宙間保安士
_ ネグロイド(黒人)
_ 実に生真面目であり、正確無比を持ってよしとする。
_ 自分の技術とそのための努力にも自信を持っている。
_ 非番時には高級ヘッドホンで大音量の音楽を楽しんでいる。
_ ヘッドホンが他人に触られるのを好まない
・ ドロシーは除く
o 壊されたときはさすがに怒った
_ 成り行きでドロシー・アングリカと交際している。
_ 艦長には秘密だが、艦長はすでに知っている。
_ 「ホワイトクローバーの軍人どもに、保安庁の操艦技術を見
せてやりますよ」
・ 通信士
o ドロシー・アングリカ
_ 18歳、女性
_ 二等宙間保安士
_ 基本的にドジッ子。
_ なぜか見てはいけないものを目撃してしまう、という特技を
持っている。
_ エッヂ艦長とディオネアがソファーで隣同士に座って
本を読んでいるところとか、軍の最高機密映像通信を
なぜか傍受してなぜか暗号解除できてしまったりとか。
_ 「み、みみみ、みてしまいましたぁ……」
・ VTOL『マスキプラ』パイロット
o アルドロ・ペシキュ
_ 23歳、男性
_ 一等宙間保安士
_ イタリア系の伊達男。
_ モラネンシスの同期
_ 見た目の仲は悪い
_ ドロシーやディオネアのお尻を気軽に触る
_ その都度モラネンシスや艦長にぶん殴られる
_ なのに、なぜか被害者には嫌われない
_ ホワイトクローバーの操舵手トリフォと以前付き合っていた。
_ 『姉』『弟』という関係からのスタートで、そこから踏
み込めなかった模様
_ 「いよう、ご婦人方。ご機嫌うるわしゅう」
o 『マスキプラ』
_ VTOLであるが、そのフォルムはどちらかというと人型機動兵
器に近い。
_ デブリ回収作業の補助用に搭載された機体で、複座式。
_ 人員の関係でアルドロ一人が搭乗することが多い
・ 頭脳体
o ディオネア・エレクタ
_ 見かけ年齢25歳の女性
_ メガネ、フェルト地のロングスカート、手編みのセーター
_ 身長162センチ、安産型。ふんわり。
_ 読書家であり、生体端末の待機所に隣接して書庫を設けるこ
とを要求したことがある。
_ そのときは要求は通らなかったが、後日本棚が設置さ
れた。そのため待機所は『ディオネア文庫』とも呼ば
れている
_ 読書以外には編み物を趣味とする。放っておくとどれだけで
も長いマフラーを編む。
_ 他人に対して攻撃的な行動が出来ない性格で、戦闘艦として
の適性には欠けるが、分析能力には長けるため、ホワイトク
ローバーの随行艦として選ばれた。
_ 艦名があまり優雅な響きを持たないことに、ちょっとコンプ
レックスを抱いている。
_ 「あ、ハイそうですね、それじゃあフェンスを展開しましょ
うね」
_ 実は艦齢67年の老朽艦。


拠点防衛戦闘機『ルピナス
・ 形式名F-203L
・ リャンゼン自治州政府宙間保安庁所属の拠点防衛戦闘機。
・ 複座戦闘機と呼ばれているが、その実、頭脳体をサブパイロットとして位
置付けた、全長167メートルの『一人乗り戦艦』である。
o 形状としては、全高13メートルの人型機動兵器が先頭に取り付け
られた、巡視艦。
_ 帝国の『ポケット戦艦』と同じく、可能な限り小さな船体に、
極限までの攻撃力を持たせることが、コンセプト。
_ リャンゼン自治州は州法により戦艦を所有することが出来な
い。そのため、持ち前の頭脳体調整技術の粋を凝らして、戦
艦クラスの一人乗り機動兵器を作成した。
_ 大まかに言えば、巨大な四角錐の先端に、人型機動兵器が『刺
さった』ような格好。
_ 『三角錐』には、エンジンと各種武装が搭載されている。
_ ルピナスとは『ノボリフジ』のこと。一年草で、藤の花を逆
さまにしたような花をつける。
_ 『人型』の部分と『三角錐』は切り離すことが出来ない。
_ 切り離せると『三角錐』の部分が法的に『戦艦』扱い
になってしまうから。
_ ……ということになっているのだが、実はちゃーんと
切り離しスイッチがある(笑)
_ 大きさは戦艦だが乗組員は一人なので、単独での長期作戦行
動はとれない。宙間保安庁のPLV(大型巡視艦)による補給
が必要不可欠である。
_ PLVにも載るわけがないので、接舷しての補給となる。
_ 武装
_ 全長90.9メートルの大型物理切断兵器『ビゼンオサフ
ネナガミツ』
_ 各種携帯砲火器
・ といっても、どれもこれも『戦艦の主砲クラス』
である。
・ 『三角錐』の部分にすべて内蔵されており、使
用する際には補助アームによって『人型』のと
ころに移動する
・ パイロット
o フジ・ショウコ
_ 20歳、女性
_ 新任の戦闘機乗り。
_ ルピナスへの適応試験で熟練者たちをさしおいてダントツの
トップだったために、いきなり抜擢された。
_ 一言で言えば、天然バカ。
_ 適応試験の面接において、パイロットを志望した動機を問わ
れて『宇宙を飛びたかったから』と本気で言い切った。
_ 「飛んでみせるから! どこまでも、どこまでも!」
_ 「えっ、ケーキ!? 食べる食べる!」
・ 頭脳体
o ルピナス
_ 複合企業の優秀な女秘書、といった出で立ちの娘。
_ 設定年齢24歳
_ 女秘書だが、性的アピール度はあまり高くない。
_ でも泣きぼくろ。
_ 自分が損傷を受けたときでも、かなり冷静にダメージレポー
トを行う。
_ 真顔で熱いことを言うショウコのことを、バカにしている。
_ だが指示通りに動くあたり、彼女のことを認めているのかも
知れない。
_ 「時間がありません。すぐに行動を」
_ 「だから人間は不正確で、信頼できないのです」
_ 「だから人間は不正確で、信頼できるのです」


衝角戦艦『ロビニア』
・ 形式名BBZ-3970(Battleship in Zero-distance No397-0)
o 衝角搭載の戦艦ロビニア級のネームシップ
_ 名前の通り、艦首に衝角を装備しており、零距離で撃ち込む
戦闘艦。
_ リャンゼン自治州所属帝国軍イージス戦艦『ホワイトクロー
バー』に対するアンチテーゼである。
_ 頭脳体の製造はリャンゼンにて行われた。
_ 銀河帝国軍所属艦だが、ホワイトクローバー護衛任務(実際
には監視)を担っている。
・ 外見上の特徴
o 艦首に大型の衝角を装備している
_ パイルバンカーになっており、当たりが浅くても致命傷を与
えることは可能である。
o 両舷に三対六基の推進器を直列装備しており、船体の横幅が小さい
ままで巡洋艦以上の速力を確保している。また、それぞれの推進器
が独立して推進方向を変更できるため、戦艦級のフネとしては異様
なほどに小回りが利く。
o 兵装は敵艦固定用のビームアンカーとCIWSぐらいである。
_ ただし、アンカーの射程がちょっとしたレーザー砲ぐらいあ
るので、戦術の選択肢は少なくない。
o 頭脳体はどれだけやってもぴょんと飛び出るアホ毛が微笑ましい、
そばかすまじりの女性、ロビニア。
o あだ名は『アホ毛戦艦』
_ 「アホ毛ってゆーなー!」
o 基本戦術は衝角戦による敵艦艦体破壊と、頭脳体バイオボディ同士
の接触によるハッキング。
_ 見た目とは裏腹の、電子情報戦闘艦でもある
o 艦名はハリエンジュ(ニセアカシア)の学名『Robinia
pseudo-acacia』に由来する。
・ 艦長
o アルジャーノン・エルゴ・スム
_ 誇り高きネズミさん。
_ 歴戦の強者である。
_ シャーリーとロビニアの関係については「猿の子孫の恋愛に、
齧歯類はコメントできんよ」とのこと。
_ フネの乗員のほとんどはネズミなのだが、どうやらみんな艦
長の親戚らしい。
・ 操舵手
o シャーリー・エンジュ
_ ロビニアのキステクニックにメロメロの、元戦闘機乗り。
_ 本来は堅物の戦闘機乗りだったのだが、戦艦ロビニア配属初
日にロビニアに色んなところに色んなキスをされてしまい、
今ではロビニアにすっかりめろりんきゅーである。
_ 26歳女性。
_ ポニーテイル、ほとんどノーメイク。
_ スポーツブラ、ストッキング、ブレザーの制服
_ 戦闘機の操縦と戦艦の操舵以外のことはからっきし。
_ ロビニアのことを『お姉さま』と呼ぶ。
・ 砲術長
o ハリィ
_ 雑種のネコ。
_ ときどき乗組員を食べているとの噂が絶えない
_ 当然のことながら、体当たりがメインのロビニアにおいて、
砲術長のすることはない。
_ 彼が仕事をするときは、ネコの手も借りたいときだけである。
・ 頭脳体
o ロビニア
_ 20歳の女性。
_ どうやってもぴょんと飛び出るアホ毛が微笑ましい
_ そばかす少々
_ 他の頭脳体への強力なハッキング機能を有しているが、その
発揮には、頭脳体バイオボディ同士の粘膜接触が必要である。
ぶっちゃけていうなら、ちゅーです、ちゅー。それもディー
プな奴。
_ 性モラルは乏しい。見境なし。
_ なお、ハリィ砲術長のエサ係担当である
_ 問題発言の数々
_ 「ハグしよ、チューしよ、エッチしよーっ!」
_ 「レッツトライ、おそとエッチ!」
_ 「すンごいぶっといの、あげるわよン、お客さん!」


リャンゼン自治州
・ 帝国版図の中央近くに所在する
・ 惑星4つからなる小規模な星系の、第2惑星の衛星『リャンゼン』が領土
・ かつては第2惑星及び第3惑星が豊富な資源を持ち、衛星リャンゼンはそ
の輸出基地として大いに栄えた
・ 豊富な資源と経済力を背景に、衛星リャンゼンには自治が認められ、統治
者は『リャンゼン候』を名乗る
・ 大部分の資源の枯渇による貧困層の拡大と、採掘の際に捨てられたスペー
スデブリに住み着いた『虫』が付近を航行するフネを捕食することによる
航路の途絶により、輸出基地としての機能を果たせなくなり、リャンゼン
候家は一気に没落する
・ 現在はわずかに残った資源の輸出と、頭脳体のチューニング下請けで細々
と候家は存続している
・ 軍事力は宙間保安庁の巡視艇4隻。衛星リャンゼン及び第2惑星・第3惑
星軌道上のスペースデブリに住み着いた『虫』の排除を主な任務としてい