マリア様がみてるをみてる人をみてる。

どうやら若旦那*1マリみてでなにかするらしい。今は原作を順番に読んでいるところだとか。
とりあえず『10冊目まで読み終わったら、しばらく読むな』とアドバイスしておく。
意地悪ばかり言っても仕方ないので、いくつか思うところをIRCで話したり。
やはり若旦那はゲームを作るセンスにおいて、優れているのだなぁ。
なお、リリアンにおける生徒会選挙は、事実上の信任投票でしかないので、やっぱりゲームにするのは難しい。にもかかわらず椎出は若旦那に「ゲームのネタに役立つかも」と言って『ロサ・カニーナ』を勧めたりした。結構意地が悪い。
大体、マリみてというのは『争う』というキーワードがそぐわない、まったりストーリーなので*2なにかを競い合うことを楽しむ『ゲーム』というメディアにはなかなかマッチしないんではないかと思う。
それでもゲームにするとなれば『まりどん』とか『マリ・アン・ゼロ』のようなアプローチが最善手。それに説得力のある舞台設定をするのがいいと思うんだが、その舞台というのが、椎出には思いつかない。
ゲームブックのような体裁を持ったアドベンチャーなんかは、思いついたんだが……それだったらふつうに小説にした方が、多分面白い。(書けないけどなー)

*1:http://d.hatena.ne.jp/vzen/

*2:賛否両論あると思う。レイニーとかはまったりじゃないって。でも対立する者同士の感情のぶつけ合いが少ないマリみては、やっぱりまったりストーリーだと椎出は思う。